紅のキンメダイQ

船を捨てたオタク漁師ナミヘイが、しゃぶりつく。何に?タイコだ。ナミヘイのやつ、年甲斐もなくタイコお嬢に言い寄ってたんじゃと。この世界の片隅に平然と佇む、鬼畜じじいじゃ!鈴さんに尻の穴ほじくられて痔になってくたばっちまいな!!

恥ずかしいので誰にも読まれたくないのに、公開しちゃうハシタイ属性120%

今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」

南極で死にたい。中学2年生のとき強く願った。ボケて頭がパァになって介護されるか姥捨山よろしく社会的に捨てられるより、死に時をてめぇで決めたいじゃないかと。オーロラでもみながら、意識が遠退いていく。そんな死に時でもいいじゃないかと。白熊が寄ってきて、俺の乳首をなめる。そんなとこ舐められても何も感じねぇよ、ボケ熊がと毒づきながらも、自分以外の生き物がいることに安堵する。まぁ喰われちまうんだけど‥そんな最後もありじゃないかと。

すばり妄想である。寒さの厳しさってのをなめてまちた。

わたくし、寒いとこいってきたのです。-20℃の世界でした。まあ、体感としてはね-1℃と-20℃の違いよく分からないんですよ。寒さのなかで幅を知らないので。どっちも寒い!としか表現できない、感じないんです。兵庫弁と大阪弁に大きな違いがある!と言われても関西人じゃなきゃ、同じ関西弁とくくってしまう感じです。

ですけどね、-14℃あたりからヤバくなる発見をしました。生命の危機を感じるのです。手足が痛くなるんですね。くそ分厚い手袋とかしてんのに、痛いんですよ。しかし、そこで動かさないと凍傷になるらしいんで動かそうとするんですが痛い。この痛みは、歯の痛みに似てて耐え難きものなんです。温めないと痛みから解放されないんです。私は、痛み切った手足に熱湯を数秒かけて元に戻してましたが、普段ならクレイジーそのものですよね。火傷しますもの。
しかし凍傷のかなり手前の手足には、火傷するくらいでちょうどいい。へっ!とか格好つけなきゃやってられなくなってました。

‥南極も間違いなく、寒い!でなく痛い!の世界でしょう。

だから僕は南極では死ねません。
痛い!と感じたら、痛くない場所を求めて生きる欲求が生まれそうですし。むしろ生きる欲求がないときに南極いくのはありと思いますがね。寒さとかスリルとか、生命の危機を感じたら、逃れるべく生きたくなりますから。


とはいえ、実際に極地いったことないので、冒険家の著作読んでみました。

極夜行です。フムフムと一気読み。フロアがりの上裸のままに読むと、面白くて服を着るまも与えてくれないレベルかも。まぁ、けちつけるなら、太陽がのぼらない暗闇を歩き続けた先にのぼる太陽の光を見たときに、何を感じるのか?知りたいという著者、脱システムを模索する著者の言葉に気おくれらしました。それは本当に極地に行かないとできないのかなぁと。部屋で一ヶ月まぶたを閉じて生活続けたり他の方法で身近に経験できないのかと。脱システムなんて大層な言葉は、現地で何年も生活せな分からんことじゃないかなぁと。

ですけどね、寒さに対する描写はすごい。やっぱ苛酷よなと。
ちなみに、私が笑ったのが冒頭です。奥さんの出産に立ち会った描写が面白い。出産間近の奥さんの部屋でカレーパンを食べ部屋にカレーのにおいを充満させたりするお茶目さや、産まれたての赤ちゃんの髪をフサフサと可愛らしく表現し妻の心を落ち着かせようとした助産師の発言のあとに「ヌメヌメと濡れてた」と真実をかく真っ直ぐさが楽しい。「妻のまたぐら極夜行」と書いても売れたんじゃないかと、個人的にはこのシーンが一番うけました。

まぁとにかくですね!、南極で死にたい!と思ってる人は、再考の価値ありですよ??というお話でした。あの痛みは脛毛を寺田心に噛みちぎられる10倍は痛いですからね‥たぶん!